アフリカにおける日本企業の動き(2023年1月)

アフリカにおける日本企業の動き(2023年1月)

(写真は南アフリカでスズキが販売する売れ筋車種Swift、スズキwebサイトより)

毎月、アフリカにおける日本企業の動きをまとめています。

【南アフリカ】スズキが2023年に南アフリカで同社初となるハイブリッド車を発売へ(1/17)

スズキの南アフリカ子会社Suzuki Auto South Africa(Suzuki SA)が、2023年に南アフリカ市場で同社初となるハイブリッド車として、ミッドサイズSUVのグランドビターラを発売する。ガソリンと電気のハイブリッドとなる。

Suzuki SAは他にも、グランドビターラと同系統の新型SUVのFronxの販売を開始し、人気があるジムニーの3ドアバージョンに5ドアを追加する。

【アフリカ全般】ホンダ系自動車部品メーカー武蔵精密工業が、アフリカでモーターなどの電動バイク向け部品の販売を開始へ(1/18)

自動車部品メーカーの武蔵精密工業が、アフリカの電動バイク市場向けにモーターなどの販売を目指す。武蔵精密工業はホンダ系の部品大手で、二輪車向けトランスミッション世界大手。

電動バイク向け製品として、新たにギアボックスと一体化したモーターユニットを開発した。当面は日本で製造し輸出する。2022年に資本参加したイスラエルのAIスタートアップSIXAIを通じて、顧客となる二輪車メーカーや電動バイクを使う企業の紹介を受ける。ナイジェリアやガーナをターゲットとする。

武蔵精密工業は2022年にケニアで電動二輪組み立てを行うARC Rideに出資している。

【セネガル】商船三井とトルコの発電船大手Karpowershipが、セネガルでの浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)事業に対して最大7,100万ドルの融資を獲得(1/18)

商船三井とトルコの発電船大手Karpower International(Karpowership)が、セネガルにおける浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)事業に対して国際協力銀行(JBIC)と三菱UFJ銀行から総額7,100万ドルを上限とするプロジェクトファイナンスによる融資契約を締結した。両社が共同出資するSenegal LNGT Companyへの融資となる。

商船三井とKarpowershipは、2019年からLNG発電船事業を共同で実施している。FSRUを通じて発電船にガスを供給し、発電した電力を陸に送電しており、セネガルにおいては235メガワットの発電容量を持つ発電船を稼働しており、セネガルの総発電量の15%に相当する220メガワットを供給している。

Karpowershipは世界4大陸で計36隻の発電船を保有しており、総発電量は6ギガワットにのぼる。発電船を用いると、新たにインフラを整備せずとも、最短30日で送電網に接続して全国にわたって電力を供給することができる。

【ガーナ】豊田通商がガーナでスズキ車の組み立て生産を開始(1/31)

豊田通商のガーナ子会社Toyota Tsusho Manufacturing Ghana(TTMG)が、2022年9月にスズキのコンパクトカー、スイフトのセミノックダウン生産を開始したことを発表した。豊田通商は、アフリカではエジプト、ケニア、ルワンダ、ガーナで組み立て生産を行っているが、スズキ車を生産するのは今回が初となる。

TTMGでは、2021年6月にトヨタハイラックスのノックダウン生産を開始しており、同工場ではスイフトとハイラックスの混流生産を行う。生産能力は年間1,700台、従業員数は50人の工場となる。

スズキのアフリカにおける新車販売台数は、2022年には前年比60%増の11万6,000台となり、ガーナにおいては前年比63%増の1,000台超まで増えていた。

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