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アフリカビジネスの今

2019年4月のアフリカにおける日本企業の動き

更新日:2019年05月13日

カテゴリー:アフリカの日本企業

(写真:エチオピアで走る三輪自動車、ABP撮影)

アフリカビジネスに関する日本企業の動きを、毎月まとめています。バックナンバーはこちらからご覧ください。2012年以降の日本企業のアフリカでの動きのすべてを見ることができます。右上の検索窓から、国名や企業名での検索も可能です。
なお、これら日本企業に関するニュースは、毎週こちらから配信しています。


【南アフリカ】日産自動車が南アフリカ工場に30億ランドを追加投資。生産台数を現在の2倍以上に(4/10)

日産自動車が同社南アフリカの工場への30億ランド(230億円)の追加投資を発表した。2018年に南アフリカ政府が自動車産業政策を更新して以来、大手自動車メーカーで初めての投資の決定となる。この追加投資はピックアップ車の新モデルNavaraの生産開始によるもので、現在の年間生産台数3万5,000台に3万台が追加される予定。2020年から生産を開始する。

政府はGDPの約7%を占め、製造業の売上の3分の1を占める自動車産業を重点産業に位置付けている。2018年には、自動車メーカーと政府の話し合いのよりこれまでの優遇措置を2035年まで延長することを決めている。日産自動車も、トヨタ自動車を始めとした南アフリカで自動車生産を行う企業と同様、減税措置を利用して生産を行い、海外に輸出している。

日産自動車は、2022年までに中東、アフリカ、インドで工場を新設し、生産量を2倍以上に伸ばす計画でいる。アフリカの需要については、今後6年で50%以上の伸びを見込んでいる。

※1ランド=7.9円(モーニングスター、4/11)


【ナイジェリア】三菱商事が出資するシンガポールの農業商社Olam Internationalが、ナイジェリアの財閥ダンゴテ傘下のDangote Flour Millsへ1,300億ナイラで完全買収を提案(4/23)

シンガポールの農業商社Olam Internationalが、ナイジェリアの財閥ダンゴテ傘下の製粉会社Dangote Flour Mills(DFM) に対して法的拘束力のある買収提案を行った。キャッシュとデットを除いた企業価値ベースで発行済全株式を1,300億ナイラ(390億円)にて取得する内容。Olamは2019年1月、砂糖やゴム事業から撤退し、事業ポートフォリオの再構築を行うことを発表していた。

同買収提案発表後、DFMの株価は9.8%上昇した。1株11.75ナイラ(3.5円)となり、企業価値は587億5,000万ナイラ(170億円)となった。

※1ナイラ=0.3円(モーニングスター、4/26)


【ケニア】ソフトバンクが、ケニアで気球による通信ネットワーク構築を目指す米アルファベット傘下のLoon社に1億2,500万ドルを投資へ(4/24)

ソフトバンクの成層圏ドローン通信接続プロジェクトを行うHAPSMobile社が、米アルファベット(グーグル)のスピンアウトプロジェクトで、成層圏に飛ばした気球によりインターネット接続を届ける事業を行うLoon社に1億2,500万ドルを投資することで合意した。この合意には、逆にLoonがHAPS Mobileに1億2,500万ドルを投資するオプションや、両社の協業計画も含まれている。

HAPSMobileは、ソフトバンクと米Aero Vironmentの合弁会社で、5G通信の接続を提供する基地局を太陽光発電とともにドローンに搭載し成層圏に飛ばすことで、携帯電話接続エリアを広範囲に広げることを目指している。2019年に最初のトライアルが行われる予定。

Loonは2018年にケニアでTelekom Kenyaと提携しており、2019年上期にケニア全土でテストを開始すると発表している。


【エチオピア】三井物産がエチオピアで電動三輪自動車の試験走行。1,000万ドルを投資し組み立て工場を開設する計画(4/26)

三井物産がエチオピアで、電動三輪自動車の組み立てと走行のトライアルを行った。1,000万ドルを投資し、電動三輪自動車の組み立て工場を開設する計画だという。

この電動三輪自動車E-Trikeは、エチオピアの環境と地理的条件に合わせたもので、1時間あたり7.3キロワットの電力を消費し、6~7時間の充電により80キロメーターを走り、バッテリー寿命は1~1.5年という。


【ケニア】中古車輸出のワールドナビがケニアのCo-operative Bankと提携、中古車購入に80%までの融資を提供(4/26)

ケニアのCo-operative Bankが、日本の中古車輸出会社ワールドナビと提携し、中古車購入のための金融サービスを開始する。提携を通じて消費者は、80%までの融資を受けることができ、エンジンとトランスミッションの3カ月間保証、無事故証明書、走行距離証明書、盗難部品の無使用といった保証付きの中古車を確かなプラットフォームから購入できる。同行は、あわせて中古車販売代理店への融資も行う。

ケニア人の多くは新車ではなく中古車を購入するが、信頼できる代理店を見つけることは難しく、課題となっている。
購入額は50万ケニアシリング(55万円)からとなっている。

※1ケニアシリング=1.1円(モーニングスター、5/1)

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