アフリカにおける日本企業の動き(2014年9月)

毎月、アフリカにおける日本企業の動きをまとめています。

【天然資源】三菱商事がコートジボワールで石油・ガス開発に乗り出す(9/12)

三菱商事がコートジボワールで石油・ガス探鉱権益を取得することが明らかになった。

米国の資源開発会社Anadarko Petroleumが保有する権益の一部を取得し、権益全体の20%を確保する。同プロジェクトではAnadarko Petroleumに加えて、英国のTullow Oil、コートジボワールの国営石油公社Petrociが権益を保有している。

日本経済新聞の報道では、2019年を目途に商業生産を開始する予定で、総事業費は8,000億円となっている。

【電力】住友商事がガーナでの発電事業に参画(9/24)

住友商事がガーナでの発電容量340MWの複合ガス火力発電事業に参画する。

住友商事は、発電事業会社であるCenpower Generation Companyの株式28%を取得し、財務責任者及び技術責任者を派遣する。同事業には他の株主として、ナイジェリアを本拠とする開発金融機関Africa Finance Corporationの投資子会社AFC Equity Investments Limitedが31.85%、ガーナの投資家コンソーシアムが21%、オランダの開発金融機関FMOが4.15%などが出資する。

2014年秋にも建設を開始し、2017年夏の完工・商業運転開始を目指す。総事業費は約900億円で商業運転開始から20年間ガーナ配電公社に売電する。

【通信】NECがザンビアの通信会社Zamtelから通信網整備を受注(9/10)

NECがザンビアの通信会社Zamtelから基幹網を含む通信網の整備プロジェクトを受注したと複数の現地紙が報じた。

今回のプロジェクトではNECは無線通信網の設備の供給、導入、試験を行う。プロジェクト期間は12か月で、プロジェクトコストは1,800万ドル強となっている。Zamtelが保有する基幹通信網、周辺システム及び基幹網に無線で接続できるためのマイクロ基地局を導入する。

Zamtelは元国営の通信会社で、現在は固定通信、携帯通信、インターネット接続・データ通信事業を展開している。

【水】パナソニックが電動小型ポンプをアフリカで販売へ(9/9)

パナソニックが来年春にも、生活用水をくみ出すための電動小型ポンプをアフリカで販売する予定であると、日本経済新聞が報じた。住宅用配線器具の販路にこの商品を乗せて販売する。

同商品は既に東南アジアなど5カ国で販売済み。今後はケニアやナイジェリアなどアフリカ主要国でも販売していくという。

海外の販売価格1台3,000円~4,000円。インドネシアから輸出する予定で、現地調査を踏まえてアフリカでの販売価格を決定するという。

【製造業】パナソニックがタンザニアの電設資材市場に参入(9/26)

ドバイを本拠とするパナソニックマーケティング中東アフリカ(Panasonic Marketing Middle East & Africa)がタンザニアの電気設備資材市場への参画を予定していると現地紙が明らかにした。

現地への参入では、ローカルパートナーUnited Traders LLCを活用する。

パナソニックは今年中に、同じ商品分野をケニア、ウガンダでも展開していくとしている。

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