
- アフリカのビジネス環境
毎月、アフリカにおける日本企業の動きをまとめています。
日本の香料メーカー高砂香料工業が、マダガスカルとモロッコでバニラ香料の原料を生産することが明らかになった。投資額は2億5千万円。
香料原料は、欧州を中心に化学合成ではない天然由来品の需要が高まっており、安定確保を目指すという。
日経新聞によれば、マダガスカルは世界のバニラ出荷の6割を占めており、安定生産ができるという。エキス生産の合弁会社が今月下旬に設立される予定で、高砂香料工業が55%、現地企業が45%を出資するという。