Egypt consulting
エジプト進出コンサルティング
エジプトは人口1億人を抱える工業国。アフリカビジネスパートナーズはエジプトでコンサルや調査を提供しています
エジプトの経済構造と事業環境
地政学的に重要性が高い中東の兄弟国
欧州と中東とアジアを結ぶ交接点に位置し、政治的、経済的、また物流面でも重要性が高いエジプトは、常に欧米諸国やロシア、中国、湾岸・アラブ諸国といった大国との協調と交渉のなかで生存することが求められてきた。サウジアラビア、UAEなど湾岸諸国との関係は政治的・経済的に深く、人の行き来も多い。国内の政治や経済が不安定となったときには、これら「兄弟国」やエジプトの安定を求める諸外国が影に日向に支援するため、表に現れない足腰の強さを持つ。
石油や天然ガス資源を持ち、1億人の人口を抱える。GDPは南アフリカとナイジェリアに次ぐアフリカ第3位である。
政府と軍が強い権威主義国家
強権的な政治が行われており、アラブの春を経てさらに政権と軍の権力が定着した。多くの主力事業が政府と軍が所有する国有企業となっており、公共事業が多い。地政学的に重要な地域であるからこそ強い交渉力を持ち、大国主義、汎エジプト主義、イスラム主義が標榜され、排他的な面がある。外資投資においてもエジプト資本が必要な事業や、政府との関係構築が必要な事業が残る。貿易上も保護的な政策により輸入を禁じる品目も多く、外資による輸出販売に規制がある。ただし、製造業や輸出産業といった政府が外資投資を求める産業については協力的な姿勢がとられる。
インフラ整備と工業化が進む
一方で、強権的な政治であるからこそ大型の公共インフラ投資が早く進む。工業団地や新都市、道路の建設や、石油・天然ガス、また気候変動対策を背景とする再生可能エネルギーやグリーン水素・アンモニアへの投資が矢継ぎ早に行われている。アフリカ大陸では南アフリカに続く工業国で、石油化学や鉄鋼、肥料などの重化学工業が存在し、加工貿易による製品が欧州や中東へ輸出されている。縫製やワイヤーハーネスなどの輸出軽工業もさかんで外貨収入を支える。食品や日用品、家電や医薬品などの内需向け製品は多くが国内で製造され、1億人を超える人口を賄っている。工場労働者の賃金は120~200ドル程度と安く(2025年4月改定の最低賃金は7,000エジプトポンドで、約140ドル)、電気やガソリンも補助金により安価。大企業のみならず町工場や中小企業が無数に存在し、工業化を支えている。
エジプトは、東・南部アフリカの国々19カ国が加盟する経済同盟COMESA (東・南アフリカ市場共同体。南アフリカは加盟国でない)に加盟しており、地域で一番の工業国であるエジプトで製造された製品がアフリカの加盟国に免税で輸出されている。
エジプトにおけるコンサルティングサービス
アフリカビジネスパートナーズは、エジプトに専門性の高い現地スタッフを置き、常にプロジェクトを走らせています。エジプトは日本にとって旅先として馴染み深い国であるものの、ビジネスのしづらさやアラブや中東の複雑さも相まって、敬遠されやすい面があります。しかしながら1億人を抱える市場と製造業の規模は大きく、日本企業にとっては外せないポテンシャル国です。
エジプトにどのような企業が存在しており、需要の水準はどのようなものであるのか、市場調査・産業調査を多く行っています。顧客やパートナーとなりうる具体的な企業を紹介することで、エジプト事業を前に進める支援を行っています。
エジプトは、とくに製造業においては、工場の設立や許認可の取得を伴うため、投資機関や政府系機関とのコミュニケーションが重要です。クライアントのためにコネクションを提供しています。営業活動やテクニカルサポートを行う人材の選定と採用も非常に重要で、これまでの多くの企業の採用をご支援してきました。事業立ち上げの最初の一歩から軌道に乗るまでの支援をトータルで行うことは、エジプトでも行っています。
エジプトにおけるコンサルティング実績
アフリカビジネスパートナーズがエジプトで行ったコンサルティングサービスの実績を、実績のページで紹介しています。
エジプトに進出するためのガイドと注意点
以下のページで詳しく説明しています。
エジプトのコンサル、進出支援サービスについてのご要望はこちらから サービス紹介に戻る-
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