月刊グローバル経営「アフリカビジネスの展望」に寄稿しました
月刊グローバル経営の5月号のアフリカ特集「アフリカビジネスの展望」において、「先行市場でアフリカ市場を拓く」というタイトルで寄稿しています。
アフリカビジネスについては、すでにある程度の知識は普及しており、その上で企業の戦略上のひとつの選択肢としてアフリカビジネスを検討するという段階に至ってきたこと、それがゆえに「最後のフロンティア」という言葉から受ける印象とは違ういくつかの難しい点があることも理解されるようになってきたという現状認識を示した上で、日本企業によるアフリカビジネスにはどのような難しさがあり、それはどう解決されるものかについて、考察を試みています。
寄稿文の中では、日本企業にとってアフリカが難しいのは、事業環境が不十分であったり需要が十分でないことよりも、競争力を持つための戦略を立てられていない点にあること、よってアフリカだからと構えず、日本という先進国の優位性を過信せず、自社が競争力を持てる商品やサービスで、競争優位性を構築すべく、成長市場仕様のマインドセットで動くべきである点を指摘しています。
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・月刊グローバル経営5月号「アフリカビジネスの展望」:http://joea.or.jp/publication/globalmanagement/latestglobalmanagement
・「先行市場でアフリカ市場を拓く」:
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