アフリカにおける日本企業の動き(2015年1月)

アフリカにおける日本企業の動き(2015年1月)

毎月、アフリカにおける日本企業の動きをまとめています。

【医療】富士フィルムグループのエボラ熱治療薬がギニアで臨床試験へ(1/7)

富士フィルムのグループ企業が開発した新薬「アビガン」がエボラ熱治療薬としてギニアで臨床試験段階に入った。

国際NGOの国境なき医師団が現地で臨床試験を行う。今回、アビガン以外にも、米国企業キメリックスの「ブリンシドフォビル」も臨床試験が行われる。「ブリンシドフォビル」はリベリアで臨床試験が行われる。

WHOは昨年8月に未承認薬のエボラ熱治療薬を使用することを許可していたが、臨床試験の準備や薬品の現地への供給に時間を要していたという。エボラ熱の死者数は8,000名を超えている。

【製造業】伊藤忠商事がマツダの南アフリカ販売会社向けに出資(1/16)

伊藤忠商事がマツダの南アフリカにおける販売統括会社Mazda Southern Africa (Pty)(以下「MSA」)に資本参加する。

MSAはマツダ車の南アフリカ及びその他アフリカ諸国での販売やブランドの浸透を目的に、2013年7月に設立され、2014年10月に業務を開始した。これまではマツダが資本の100%を保有していた。

今回伊藤忠商事はMSAの第三者割当増資を引き受け、今後は伊藤忠商事がMSAの株式を30%、マツダが70%を保有する。

アクセスランキング

アフリカビジネスの可能性に戻る